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シミ肝斑治療

PQX vsエンライトン:最高峰ピコレーザー徹底比較!アプローチの違い

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はじめに

近年、シミやタトゥー除去、肌の若返り治療の主流となっているピコレーザー。
その中でも高い人気を誇るのが、「PQX」と「エンライトン」です。

どちらも優れたピコ秒レーザーですが、その設計やスペックには明確な違いがあります。
ここでは、両機種の違いを比較表を用いて分かりやすく解説します。

1. 比較の鍵となる「パルス幅」と「出力」

まずは、ピコレーザーの効果と安全性を決定づける主要な要素を表にまとめました。

パルス幅・出力・波長
比較の基本ポイント
要素 単位 意味 治療効果への影響
パルス幅 ピコ秒 レーザーを
照射する
時間
衝撃波が強まりメラニンを
細かく粉砕。
熱ダメージと
色素沈着リスクを軽減。
最大
出力
mJ/cm²
など
1ショットあたりの
最大エネルギー
高いほど破壊力が増し、
少ない回数で
効果が出やすい。
波長 nm
(ナノメートル)
レーザー光
の色
色素や深さの反応性を決定。
深層(1064nm)と
浅層(532nm)の
色素に有効。

ピコレーザーの効果や肌への優しさを左右する重要な要素が、
パルス幅(レーザーを照射する時間)と最大出力(エネルギーの強さ)です。

2. 「PQX」と「エンライトン」のスペック比較表

以下の表は、PQXとエンライトンの主要な違いをまとめたものです。

PQXとエンライトン
スペックを比較
比較項目 PQX エンライトン
パルス幅 350 ps(ピコ秒) 750 ps(ピコ秒)
波長 1064 nm / 532 nm
1064 nm / 532 nm
最大
出力
非常に高い
高い
特徴
機能
高い出力を実現する
「ASPテクノロジー」
ピコ秒とナノ秒の
デュアルパルス搭載
得意な
治療
濃いシミ
ニキビ跡
肝斑・シミ
肌質改善
熱
ダメージ
パルス幅が短く 最小限 PQXよりも
熱ダメージは大きい

PQX: 短いパルス幅と高い出力で、メラニンを 強力に 、かつ 低熱ダメージ で粉砕することに特化しています。

エンライトン: ピコ秒とナノ秒の使い分けにより、浅い・深いシミ、肝斑など多様な症状に柔軟に対応可能です。

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3. どちらを選ぶべきか?

PQXとエンライトンには、それぞれ特徴があります。どちらかの機器を一律に否定するのではなく、シミの種類や肝斑の有無、希望するダウンタイムに合わせて選ぶことが大切です。

そのうえで、当院ではPQX・エンライトンのいずれも導入せず、シミ・肝斑治療にはMIINレーザーを採用しています。

特に、肝斑が気になる方や、シミと肝斑が混在している方には、当院ではMIINレーザーをおすすめしています。肝斑や顔全体の色ムラにはトーニング、部分的なシミにはスタッキング照射を組み合わせ、両方にアプローチする方針です。

肝斑の治療では、必要に応じてトラネキサム酸の内服や、紫外線・摩擦への対策も組み合わせます。毎回の肌診断と医師の診察で変化を確認しながら、お一人おひとりに合った治療を進めます。

MIINレーザーの仕組みや照射モード、治療回数については、MIINレーザーの詳しい解説記事をご覧ください。

Q&A

Q1. 肝斑がある場合、機械治療だけで治りますか?

A1. 機械だけでは完全にきれいにするのは難しい とされています。

肝斑は再発しやすいため、以下の「複合治療」が最も効果的です。

・機械治療(ピコトーニング): 既存のメラニンを穏やかに破壊し、排出を促す。

・内服薬・外用薬: トラネキサム酸などで、体の内側から新たなメラニンの生成を抑制する。

・生活習慣の改善: 摩擦や紫外線を徹底的に避け、悪化を防ぐ。

機械は「外から排出」する役割、内服薬は「内から生成を抑える」役割を持ちます。
この両方からの総合的なアプローチが、肝斑治療成功の鍵となります。

Q2. PQXとエンライトンでは、痛みやダウンタイムに違いはありますか?

A2. 理論上、PQXのほうが痛みは少ないとされています。

PQXはパルス幅が短く熱発生が少ないため、低刺激で痛みを感じにくい傾向です。
エンライトンはナノ秒モード使用時など高出力治療で痛みを感じる場合があります。
ダウンタイムはどちらも短く、シミ治療であればかさぶたになりにくく、すぐにメイクが可能です。

Q3. 治療回数は、機種によって大きく変わりますか?

A3. 治療回数は症状の濃さ・深さに依存しますが、機種差もあります。
濃く根深いシミは、PQXのような高出力・超短パルス幅の機種が少ない回数で完了できる可能性が高くなります。
肝斑治療では、両機種の回数・頻度は似ています。

この記事の監修者

内藤涼香医師

内藤涼香医師いやしば美容皮膚科 御茶ノ水院

東京慈恵会医科大学卒業

大手美容クリニックにて1,000名を超える診察・治療を担当。画一的な治療ではなく、肌診断に基づいた的確なアプローチで、シミ・肝斑、ニキビなどお肌の悩みに向き合っています。

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