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エラボトックスで後悔したくない方へ|効果がない・頬がこける人の特徴と失敗しないための見極め方

「手軽に小顔になれる」と大人気のエラボトックス(ボツリヌス注射)。

メスを使わずに、注射だけでフェイスラインがシャープになるため、当院でもご相談が非常に多い施術です。

ただ、高い満足度を得られる人がいる一方で、後悔してしまう人がいらっしゃるのも事実。

その最大の理由は、「あなたのエラの張りの原因が、ボトックスに適応があるかどうか」の見極めができていなかった可能性が高いからです。

この記事では、美容皮膚科のプロの視点から、エラボトックスで後悔するケース、特に「効果が出ない人」と「頬がこけてしまう人」の特徴について、徹底的に解説します。

そのエラの張り、原因は「筋肉」ですか?

エラボトックスで後悔する最も大きな原因は、「エラ張りの原因」と「治療法」がミスマッチであることです。

あなたが「エラが張っている」と感じる原因は、主に3つあります。

エラの張り
の原因
① 咬筋
(こうきん)
の発達
② 骨格
(下顎角)
の問題
③ 脂肪
(皮下脂肪)
の問題
セルフ
チェック
奥歯を「グッ」と
噛み締めると、
エラの部分が
硬く、大きく盛り上がる
噛み締めても、
硬さや大きさが
ほとんど変わらない。
(骨に触れる)
噛み締めなくても
エラが膨らんでおり、
指でつまむことができる。
エラボトックス
の効果
◎ 非常に高い ✕ まったく
効果なし
✕ まったく
効果なし
推奨される
治療法
エラボトックス
注射
骨切り手術
(美容外科領域)
脂肪溶解注射、
ハイフ(HIFU)など

エラボトックスは、この表の①「咬筋(ものを噛む筋肉)」が発達している場合にのみ、劇的な効果を発揮する治療です。

発達した筋肉にボトックスを注射し、筋肉の動きをリラックスさせることで、筋肉自体を小さくし(廃用性萎縮)、フェイスラインをシャープにします。

【後悔するケース①】効果をまったく感じなかった

→ 原因:もともと咬筋が小さい人(適応外)

「高いお金を払ったのに、1ヶ月経っても何も変わらない」という後悔は、このケースがほとんどです。

エラ張りの原因が、上記の表の②「骨格」や③「脂肪」である場合、そもそも小さくすべき咬筋が発達していません。

もともと咬筋が小さい(薄い)方にボトックスを注射しても、筋肉のボリュームダウンが起こらないため、当然ながら小顔効果を感じることはできません。

まずはご自身のセルフチェック(奥歯を噛み締める)で、筋肉が硬く盛り上がるかどうかを確認することが重要です。

【後悔するケース②】頬がこけて老けて見えた

→ 原因:頬の脂肪が少ない、または注入量の見極めミス

「小顔にはなったけれど、頬がこけてゲッソリしてしまった」
「たるみが目立つようになった」というのも、代表的な後悔の一つです。

これは、ボトックスが効きすぎたか、もともとの骨格や脂肪のつき方が適応ではなかった場合に起こります。

・もともと頬の脂肪が少ない方、頬骨が高い方
咬筋はフェイスラインの「土台」の役割もしています。この土台である筋肉が小さくなることで、その上の皮膚や脂肪が支えを失い、頬がくぼんだり、こけて見えたりすることがあります。

・加齢によるたるみが始まっている方
同じく、筋肉の土台が小さくなることで、皮膚のたるみが余計に目立ってしまうリスクがあります。

・注入量が多すぎた
その方の咬筋の大きさに対して注入量が多すぎると、筋肉が小さくなりすぎてしまい、こけの原因となります。

このような「こけるリスク」は、もともとの骨格、脂肪のつき方、皮膚の弾力を考慮して、注入量や注入位置をミリ単位で調整する「医師のデザイン力」によって回避できる可能性が高いです。

エラボトックスで後悔しないために、当院が徹底すること

後悔しないための最大の鍵は、「施術前の的確な診断」に尽きます。

手軽な施術だからこそ、当院ではカウンセリングと診察に最も時間をかけ、以下の点をプロの目線で徹底的に見極めます。

1.エラ張りの本当の原因は何か?
(筋肉か、骨か、脂肪か? それとも混合タイプか?)

2.(筋肉が原因の場合)咬筋の大きさは十分か?
(ボトックスでしっかり効果を出せるか?)

3.頬がこけるリスクはないか?
(頬の脂肪のつき方、たるみの程度はどうか?)

4.最適な注入量は何単位か?
(多すぎてこけたり、少なすぎて効果がなかったりしないか?)

まとめ

エラボトックスは、適応(向き・不向き)さえ間違えなければ、あなたのコンプレックスを解消できる非常に満足度の高い施術です。

診断の結果、ボトックスでは効果が出にくい、あるいは「こける」などのデメリットが上回ると判断した場合は、脂肪溶解注射やハイフ(HIFU)、ヒアルロン酸によるリフトアップなど、 あなたにとって本当に最適な治療法を正直にご提案させていただきます。

Q&A

Q1. エラボトックスの効果はどのくらい持続しますか? 繰り返し打つとどうなりますか?

A1.
持続期間: 通常、約3〜4ヶ月です。
効果が切れた後は、筋肉を再び使い始めるため、徐々に元の大きさに戻ろうとします。
繰り返し打つ場合は、 4〜6ヶ月ごとに繰り返すと、筋肉そのもの(咬筋)が萎縮して小さくなるため、
効果が持続しやすくなり、元の大きさに戻りにくくなります。

Q2. 咬筋の動きを緩めると、食事がしにくくなったり、滑舌が悪くなったりしませんか?

A2.

食事: 他の筋肉が助けるため、 普通に食事はできます。 ただし、施術後しばらくは「硬いものが噛みにくい」「顎が疲れやすい」と感じることがありますが、一時的です。

滑舌: 咬筋は滑舌に使う筋肉ではないため、 滑舌に影響が出ることは非常に稀です。

日常生活に深刻な支障が出ることは稀で、主な副作用は「一時的な噛む際の違和感」程度です

エラの張りの原因が脂肪の場合は「脂肪溶解注射」や「ハイフ(HIFU)」、または「ヒアルロン酸によるリフトアップ」など、その人の状態に合った別の治療法を提案させていただきます。

「後悔したくない」
「自分に本当にエラボトックスが合っているのか知りたい」
そう思われた方は、ぜひ一度、当院のカウンセリングにお越しください。

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