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ハイフはやめたほうがいい?【老け見え・頬コケ】将来的なリスクと回避策

「ハイフで小顔になったはずなのに、 なぜか疲れて見える

「リフトアップ効果よりも 頬のコケ が目立って、逆に老けた気がする…」

今、あなたがハイフの施術を検討している、あるいは施術後にこのような違和感を覚えているなら、立ち止まってください。

ハイフは高い効果を持つ反面、「顔の脂肪が少ない人」や「短い間隔で何度も施術を受ける人」にとっては、理想とはかけ離れた結果を招くリスクがあります。

ハイフの「老け見え」リスクと回避策

この記事を読むべき人や、ハイフ施術で注意すべきポイントがひと目でわかります。

ハイフで
「老け見え」リスク
が高い人
リスクを回避するための
最重要ルール
脂肪量 顔に脂肪が少ない人
(痩せ型、
頬がこけている)
医師に必ず申告し、
出力を調整してもらう
施術頻度 3ヶ月未満の短いスパンで
頻繁に受けたい人
医師が推奨する
3〜6ヶ月の
間隔を厳守する
懸念される
結果
脂肪が減りすぎて
「頬コケ」、
「やつれ顔」になる
適切な施術で、
安全にたるみ改善と
リフトアップを得る
結論 自己判断せず、
必ず医師に相談が必要
経験豊富な医師による
カスタマイズ施術が必須

ハイフ(HIFU)は、切らずにたるみを引き上げる画期的な治療ですが、「やったほうが老けた」「かえってコケた」という失敗談を聞くことがあります。

その最大の原因は、上の表にもある通り、ハイフの持つ「脂肪を減少させる作用」を、 個人の顔の脂肪量や骨格に合わせて適切にコントロールできていない ことにあります。

特に以下の声に心当たりのある方は要注意です。

「頬骨の下がえぐれて見えて、やつれた印象に…」

・「たるみは減ったけど、顔の立体感がなくなって骨ばって見えます。」

「まだ間隔が短かったみたい。前よりシワが増えた気がして後悔…」

この記事では、ハイフの将来的なデメリットとリスクを深く掘り下げ、 失敗を避けるための黄金ルール を解説します。

【最大のデメリット】「頬がコケる」老け見えリスク

ハイフの「脂肪減少作用」は、二重あごなどの脂肪が多い方にはメリットですが、特定の方にとっては大きなデメリットとなります。

もともと顔の皮下脂肪が少ない 痩せ型の方 や、加齢によって頬の脂肪が減っている方は、ハイフの熱エネルギーがさらに脂肪を減少させることで、頬がこけたような状態(頬コケ)になってしまいます。

脂肪量 適応外のリスク 老け見えの原因
顔に脂肪が
少ない人
さらに脂肪が減少し、
頬がこけたような状態
(頬コケ)になる
「やつれて見える」
「疲れて見える」など、
かえって老けた印象を与える
脂肪が
多い人
フェイスラインや
二重あごが引き締まり、
すっきり見える
たるみ改善と小顔効果が
同時に得られる

【重要】 一度ハイフで減ってしまった脂肪は、自然に元に戻ることはありません。そのため、脂肪が少ない方は特に、施術前の 医師の診断 が不可欠です。

将来的なたるみを招く?「頻繁すぎる施術」のリスク

「効果を持続させたいから」と、推奨される間隔よりも短いスパンでハイフを受け続けるのも、頬コケや肌への負担を増やすという点で危険です。

ハイフの一般的な推奨頻度は、機種や出力にもよりますが 「3〜6ヶ月に1回」 程度です。

この間隔は、熱ダメージを受けた組織がコラーゲンを生成し、完全に回復するための期間です。

この間隔を守らず、短期間に繰り返しハイフを受けると、回復が追いつかず、以下のリスクが高まります。

リスク
要因
頻繁な施術の影響 将来的な懸念
脂肪細胞
の回復
脂肪細胞が
回復する間もなく
熱ダメージを
受け続け、
過剰に減少する
頬コケ・やつれ顔の
リスクを
大幅に高める
組織への
負担
肌が必要以上に
熱ダメージを
受け続ける
肌本来のハリや
弾力の回復が
追いつかず、
たるみが悪化した
ように見える
可能性がある

ハイフは引き締め効果が高いからこそ、 適切な間隔と出力の管理 が非常に重要です。

頬の脂肪が少ない人は年に1回のメンテナンスとして取り入れるのもよいでしょう。
適切な間隔は個人差があるため、クリニックで医師に相談してください。

失敗・デメリットを回避する黄金ルール

これらのデメリットや将来的なリスクを回避し、安全にハイフの効果を得るために最も重要なことは、「医師と徹底的に相談すること」です。

ルール 詳細なアクションとポイント
脂肪量を
見極める
「顔の脂肪が少ない」ことを
必ず医師に伝える。

脂肪が少ない部位への出力を下げる、
または
照射を避けるなどの
カスタマイズが必須です。
頻度を
厳守する
医師が推奨する施術間隔
(最低3ヶ月〜半年)

を必ず守る。
自己判断で短期間に繰り返さない。
適応層を
確認する
医師に「どの層(深さ)に、
どのような目的で照射するのか」
を確認し、
脂肪層への出力を抑えた施術
(例:真皮層のハリに特化した
浅い照射)
を選ぶ。
担当医
選び
脂肪のつき方や骨格を見極められる、
経験豊富で知識のある医師がいる
クリニックを選ぶ。

ハイフの失敗談の多くは、「痛みに耐えれば効果が出る」という誤った認識や、クリニックの指示を無視した 自己判断 から生じています。

特に顔の脂肪の付き方、骨格の凹凸、皮膚の厚みは人それぞれ。

これらを無視してマニュアル通りの照射をすれば、あなたの顔の「必要なボリューム」まで失われ、「老け顔」になるのは当然の結果です。

ハイフを安全に、そして最大限に効果的に受けるためには、医師に「自分の肌は今どんな状態か」「脂肪はどれくらい残すべきか」を詳細に診断してもらい、 施術後の変化を共有する 「共同作業」だと捉えましょう。

まとめ

ハイフは、「顔に脂肪が少ない人」が「頻繁に受けすぎる」と、頬がコケて老け見えを引き起こすリスクがあるのは事実です。

しかし、これらのデメリットは、ハイフの特性を理解し、 高い知識と技術を持つ医師 による適切な診断とカスタマイズされた施術を受けることで、十分に回避できます。

あなたの顔の脂肪の付き方、骨格、たるみの状態は一人ひとり異なります。

ハイフで後悔しないためにも、必ず医師と相談し、 信頼できるクリニック で施術を受けるようにしてください。

Q&A

Q1. 頬がコケてしまった場合、元に戻す方法はありますか?

A. 残念ながら、ハイフの熱で破壊された脂肪細胞は 自然には元に戻りません

脂肪細胞自体が減少してしまったためです。

コケてしまった場合は、ヒアルロン酸注入や脂肪注入などで失われたボリュームを補う、 別の美容医療 が必要となります。

頬コケを防ぐためには、施術前の医師の慎重な診断が最も重要です。

Q2. 「エステハイフ」は現在も受けられますか?医療ハイフとどう違いますか?

A. エステサロンでハイフ施術を行うことは、2024年6月以降の厚生労働省通知により、 事実上の禁止(医師法違反) とされています。

現在、ハイフ施術は医療機関でのみ、医師または医師の指示を受けた看護師が行うことができます。

・医療ハイフ: 医療資格者が行うため安全性が高く、 高い出力 でSMAS筋膜まで確実に熱を届け、効果が出やすいです。

・エステハイフ: 出力が低く効果が限定的である上に、専門知識のない施術者による 神経損傷などの事故リスク が非常に高いため、絶対に避けるべきです。

Q3. 脂肪が少ない人は、ハイフ以外にどんなたるみ治療がありますか?

A. 顔の脂肪が少ない方は、脂肪を減らすハイフよりも、真皮層のコラーゲン生成を促し、ハリを強化する治療が適しています。

高周波(RF)治療(例:サーマジェン、インフィニ) : 皮膚全体に熱を加え、脂肪への影響を抑えながらハリ・弾力を改善します。

糸リフト : 物理的にたるみを引き上げるため、脂肪量に関係なくフェイスラインを整えるのに有効です。

あなたの肌状態に最適な治療法は、必ず医師に相談して判断してください。

Q4. 適切な頻度(3〜6ヶ月)で施術を続けた場合、将来的に皮膚が硬くなったり、薄くなったりしませんか?

A. 適切な間隔と出力で医療ハイフを続けた場合、将来的に皮膚が不自然に硬くなったり、薄くなったりする 医学的根拠はありません

ハイフは真皮層や筋膜に作用し、コラーゲンやエラスチンの生成を促して 肌のハリを強化する ことが目的です。

皮膚の構造を熟知した医師の指示に従い、適正な施術を続ける限り、肌の健康が損なわれる心配はほぼありません。

ただし、自己判断で短期間に繰り返すのは厳禁です。

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