「ダウンタイムなし」の治療が選ばれる理由
従来のシミ取り治療(レーザースポットなど)は、濃いシミに対して一度で高い効果が期待できる反面、施術後にカサブタができ、剥がれるまでに1週間から10日程度のダウンタイムが必要でした。
一方、今回ご紹介する フォト治療 や レーザートーニング は、施術後に目立つカサブタができたり、メイクができなくなるような ダウンタイムはほとんどありません 。
・施術直後からメイク可能:治療後すぐに日常生活に戻れます。
・周囲に気づかれにくい:赤みやほてりも数時間で治まることがほとんどです。
・肌全体のトーンアップも期待:シミだけでなく、くすみや小じわなどの改善も期待できます。

ダウンタイムなしのシミ取り:フォト治療とレーザートーニング
ダウンタイムを抑えながらシミを薄くしていく治療として、当院では主に 「フォト治療」 と 「レーザートーニング」 をご提案しています。
| 治療法 | 特徴 | 適応となるシミ | ダウンタイム | メリット |
|---|---|---|---|---|
| フォト治療 | 幅広い波長の光を照射。 シミだけでなく、 赤みや肌全体のハリにも アプローチ。 |
薄いシミ、そばかす、 広範囲のくすみ |
ほとんどなし (濃いシミに反応すると 薄いカサブタができる場合あり) |
肌全体のトーンアップ、 ハリ改善も同時に叶う |
| レーザートーニング | 低出力のレーザーを 広範囲に均一に照射。 刺激を抑えて メラニンにアプローチ。 |
肝斑、薄いシミ、 炎症後の色素沈着 |
ほとんどなし (稀に赤みやほてりが 出る場合あり) |
肝斑治療に有効、 毛穴の開き改善も期待 |
注意点
ダウンタイムが少ない分、一度の治療でシミを完全に除去することは難しく、 複数回の継続的な治療が必要 となります。
推奨ステップ:全体を薄くしてから、残りをスポットで
ダウンタイムを最小限に抑えつつ、効率よくシミを改善するためには、以下のステップをおすすめしています。
ステップ1. 【全体治療】フォト治療 または レーザートーニングを複数回実施
まず、顔全体の薄いシミやくすみ、肝斑などをターゲットに、ダウンタイムのない治療を 5~10回程度 (シミの状態によります)継続して行います。
この段階で、肌全体のトーンが上がり、シミが目立たなくなります。
ステップ2. 【仕上げ治療】残った濃いシミをスポット治療で仕上げ
全体治療で薄くならずに残った、輪郭がはっきりした濃いシミに対してのみ、 スポットレーザー (ダウンタイムを伴う場合あり)を照射します。
事前に全体を薄くしておくことで、スポット照射の回数を減らし、結果的に ダウンタイムの総量を減らす ことができます。
| 治療フェーズ | 目的 | メインの治療 | ダウンタイム |
|---|---|---|---|
| ステップ1 | 肌全体のシミ・くすみを 均一に薄くする |
フォト治療 または レーザートーニング |
ほぼなし |
| ステップ2 | 残った濃いシミを 完全に除去する |
スポットレーザー治療 | 2週間程度 色素沈着 リスクあり |
まとめ
カウンセリングで最適なプランをご提案します。
シミの種類は様々です。
患者様が持つシミが「薄いシミ」「濃いシミ」「肝斑」のどれに該当するかによって、最適な治療法と回数が異なります。
当院では、経験豊富な医師が 肌診断 を行い、患者様のシミの状態とライフスタイルに合わせた 最適な治療プラン をご提案します。
ダウンタイムを気にせず、透明感あふれる肌を目指したい方は、まずはお気軽に無料カウンセリングにお越しください。
Q&A
Q1. 「フォト治療」と「レーザートーニング」で適応となるシミの見分け方を教えてください。
A. 主に「シミの種類」と「お悩み」によって使い分けます。
見分け方のポイント
肝斑がある場合は、刺激が少ない レーザートーニング が優先されます。フォト治療の強い光で、かえって肝斑が悪化するリスクがあるためです。
シミだけでなく、顔の赤みや小ジワなど複合的なお悩みを改善したい場合は、 フォト治療 が適しています。
最終的には医師が肌診断を行い、最適な治療法をご提案します。
Q2. フォト治療やレーザー治療を行った後、次の治療は何日後に行えますか?
A2. 治療の種類によって異なりますが、 目安は「3~4週間ごと」 です。
フォト治療、レーザートーニングともに、肌のターンオーバーに合わせて効果的にメラニンを排出させるため、 3週間~1ヶ月に1回のペース で継続していただくことを推奨しています。
肌の回復を待たずに短期間で連続して治療を行うと、肌に過度な負担がかかり、炎症や色素沈着を引き起こす可能性があるため、適切な間隔を守ることが重要です。